トラブル予防

弁護士に連絡を無視されていると感じたときの対処法

弁護士マップ編集部
2分で読める

まず「無視」と「通常の遅れ」を分ける

弁護士に連絡しても返事がないと、不安は一気に大きくなる。裁判や交渉を任せている場合、「何か期限を過ぎているのではないか」「放置されているのではないか」と考えてしまうのは当然だ。

ただし、1日返信がないだけで直ちに問題とは限らない。裁判期日、出張、他事件の対応で返信が遅れることはある。重要なのは、遅れが一時的なものか、継続的な放置に近いものかを分けることだ。

最初に送るべき確認連絡

感情的な文章を送る前に、次のような内容で簡潔に確認する。

  • いつ送った連絡への返信を求めているか
  • 何について確認したいのか
  • 期限がある場合、その日付
  • メールでよいか、電話が必要か

例としては、「6月25日にお送りした相手方回答について、今後の対応方針を確認したくご連絡しました。裁判所への提出期限が近い場合は、期限もあわせて教えてください」のように、要点を絞る。

記録を残す

連絡トラブルでは、後から経緯を確認できる形にしておくことが重要だ。電話だけでなく、メールや問い合わせフォームなど記録が残る方法を使う。電話した場合も、日時、相手、話した内容をメモしておく。

それでも返信がない場合は、事務所の代表番号に連絡し、担当弁護士が不在なら折り返し希望を伝える。補助者や事務局に、期日が迫っていないかだけでも確認できることがある。

それでも改善しない場合

複数回連絡しても返答がなく、事件の進行に影響しそうな場合は、委任契約の解除やセカンドオピニオンを検討する段階になる。契約解除を考えるなら、資料返却、預り金精算、次の弁護士への引継ぎが必要になる。

悪質な放置が疑われる場合は、所属弁護士会の相談窓口や紛議調停の利用も選択肢になる。過去の処分歴が気になる場合は、懲戒処分データベースも確認しておきたい。

まとめ

連絡が取れない不安は放置しない方がよい。ただし、最初から対立姿勢を強めるより、記録を残しながら具体的な確認を重ねる方が実務的だ。依頼前の段階なら、口コミで連絡頻度に関する記述を確認することも有効だ。

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