高いかどうかは総額で見る
弁護士の見積もりを見て「高い」と感じても、着手金だけで判断するのは危険だ。着手金が安くても成功報酬率が高い、実費や日当が別途大きくかかる、調停から訴訟に移ると追加着手金が必要になる、といったケースがある。
逆に、最初の着手金は高く見えても、追加費用が明確で総額が読みやすい事務所もある。比較すべきなのは、入口の金額ではなく、最後まで依頼した場合の総額だ。
見積もりで確認する項目
最低限、次の項目を確認したい。
- 着手金はいくらか
- 成功報酬は何を基準に計算するか
- 実費はどの範囲で別途必要か
- 日当は発生するか
- 調停、訴訟、控訴で追加費用があるか
- 中途解約時の精算はどうなるか
「一式」とだけ書かれた見積もりは比較しにくい。何が含まれ、何が別料金なのかを確認することが重要だ。
安い見積もりの注意点
安い見積もりが常に悪いわけではない。ただし、安さの理由は確認する必要がある。対応範囲が限定されている、事務員対応が中心、書面作成のみ、交渉や裁判は別料金、ということもある。
費用が高いか迷う場合は、同じ資料を持って2〜3人の弁護士に相談する。同じ案件説明で見積もりを取ると、金額差の理由が見えやすい。
まとめ
弁護士の見積もりは、着手金だけでなく総額、追加条件、対応範囲で比較する。高いと感じたら、その理由を質問してよい。納得できない場合は、弁護士検索で複数の候補を探し、費用相場と照らして判断したい。